高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2012年8月


拝啓 暑さ厳しい夏、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
 焙煎仕立てのコーヒーは、部屋中に豊かな香りが広がり、人生の豊かな事にいつも感謝するひと時を過ごしています。暑い夏はもっぱらアイスコーヒーばかりを頂いています。コーヒー発祥の地のカファ地方のリムはアイスコーヒーにすると、更に力を発揮し、強く爽やかな味わいが体に心地良く、一遍に元気が湧いてきます。キリマンジェロ ゴマタスジ コーヒーもアイスコーヒーに合います。東京の応用コースでは、アイスカフェラテにし、皆様に召し上がって頂いていますが、ミルクとの相性も抜群と感じます。格調高いヤルガッチャフェもひと味違うアイスコーヒーが誕生します。ホットにしてもアイスにしても焙煎時にいだきしん先生の音楽を沢山聴いていますコーヒー豆は他では決して味わえないまろやかさと美しさがあります。口に含んだ時の体感がまるで他とは違います。光に満ちる体感があり、心地良いです。先日、自家焙煎をしているカフェにて一杯一杯それはそれは丁寧に淹れて下さる専門店にてモカを頂きました。大変美味しいと感じましたが、後味と体感が重く、気持ちが悪くなりました。すぐに家に帰り、リムを淹れて飲んだ時、重さと気持ち悪さが一遍に消え、体中が光に満ち、元気になりました。ここがまるで違う、と叫んでいました。いつも飲んでいるので、この感覚が当たり前のように感じていたのですが、改めて他とは全く違う事を体でわかります。飲んだ後の体感が何もなく爽やかですので、すぐに動けます。後味が残ると体が重くなり、少し休みたくなるものだと久しぶりに経験しました。私達は幸せ者だとつくづく感じ、知らない方に知って頂きたい気持ちが強くなりました。飲んで元気が出るコーヒーはここだけのものと感謝します。
 8月の10回のコンサートに備え、また、暑さも厳しくなっておりますので、体に気をつけて過ごしていますが、先生の音楽を聴いたコーヒーはいつも力を与えてくれます事が何よりありがたいと感謝します。盛岡ではベランダに出て、山々、木々、川を見ながら頂いています。幸せなひと時です。中東の事や世界の事はいつも心にあります。日本にいながらも世界に伝搬していく生き方をしていきたい気持ちで心豊かに過ごす事を努めています。コーヒーをお供に豊かな日々を過ごせ、1日も早く平和な世界が実現しますようにと祈るような気持ちで働いています。夏が終われば大きく時代が変わっていると感じています。次にお送りさせて戴く時には全く新しい世界となっていると予感します。皆で元気一杯生き、新しい時代を切り拓いていけますようにと祈ります。コーヒービジネスは未来に引き継いでいける仕組み作りと考えています。主旨を正しくお伝えする事が大切と考え、コーヒー講習会も再開しました。東京、京都、盛岡にて開催していますので、是非ご参加頂ければありがたいです。どうぞお元気で心豊かにお過ごし下さいませ。
 いつもありがとうございます。

敬具

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