高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2021年6月


今年も早6月を迎えています。雨降る日が多いです。

6月は私達にとりまして人生賭ける要の月となりました。私がいだきを始め38年目になりますが、初めて月に20回という回数のコンサートを開催します。大いなるはたらきかけにより決めさせていただきました。コロナ禍にあり、今までとまるで違う社会状況となり、一人一人の生き方も問われ、現れ、今までとは同じ生き方は誰もが出来ない状況となりました。昨年、コンサートが中止になる中でコンサートがない日々がどれだけ苦しいかは身をもって経験しています。コンサートを再開できた時、天井が抜けたと、頭が解放されました。人間は押さえつけられる事もなく、制限も限界もない無限な世界で生きる存在とよくわかりました。いだきしん先生のコンサートで毎回、無限な世界で生きる生命を体験していますので、押さえつけられながら制限がある中で生きる毎日はとても辛い事と身に沁みました。その経験から一回でも多くコンサートを開催し、限界、制限の多い社会の空気を一変し、どのような状況であっても、一人一人が元気で内面豊かに生き、常に新しい世界を切り拓いて生きる事が大切と深く身に沁みわかり、この度の月20回のコンサート開催に至りました。私はコンサートを無事に開催していく事に全神経を集中し、日々、修行のような毎日となっていますが、いつもありがたいのが、コーヒーからのメッセージです。コーヒーは生きる要をいつも教えてくれます。コーヒーを淹れる事で生きる姿勢が正され、決まるのです。中心から外れていれば、そのままメッセージとし示されます。直ちに直し、深い味わいのコーヒーをいただくと心身休まり、生きる気概、活力が生まれます。このような真剣勝負の時であるからこそ、よりコーヒーのありがたさが身に沁みます。いつもコーヒーは人生のお供と表現させていただいてきましたが、この勝負の時に、これほど力強いお供はありません。心から感謝し、毎日いただき、一日をスタートしています。エチオピアの事、タンザニアの事、アフリカの大地を常に感じ、日本にいながらも、アフリカと繋がっている事をいつも生命で感じています。この経験も私にはとてもありがたい経験となっています。何処にいても世界中と繋がる生命である事をコーヒーを淹れる度に、また、いただく度に体感できます事は人間の生命はひとつであるという人間の原点をいつも取り戻す経験となっています。皆様におかれましても真の人生を実現する人生のお供としコーヒーを召し上がっていただけましたら幸いに存じます。

是非6月、一回でも多くコンサートを経験していただき、共に真の人生を実現していけます事を心より願っています。どのような時も内面豊かでお過ごしくださいます事、お祈り申し上げます。いつもありがとうございます。

敬具

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