高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2020年12月


拝啓 今年もいよいよ最後の月を迎えました。一年が経つのは本当に早いことと驚きます。いつもアンドロメダエチオピアコーヒー定期購買をご利用頂き誠にありがとうございます。今年最後のコーヒーをお送りできますこと心より感謝申し上げます。エチオピアは、ティグレ州と政府軍との争いにより沢山の生命が失われました。真に心痛み、再びエチオピアの沢山の問題が目の前に蘇ってきました。飢餓により沢山の生命が失われるというニュースを見、何とかしたい気持ちで行きはじめたエチオピアです。あまりに多くの問題があり、何をしていいのか途方に暮れる事が多かったですが、何よりの根源解決である人間の内面を変える、いだきしん先生のコンサートに向かってひたすら動いていた事も思い出されます。今も尚、NPO高麗エチオピア代表モハメット氏からもグジコーヒーを日本に輸出して下さっているマティブさんからもコロナウィルスだけではない多くのエチオピアの問題について知らせるメールが届きます。いつも何が出来るかを考えていますが、行きつく所はコーヒービジネスをきちんと行う事が自分達の出来る事と考えるのです。沢山コーヒーが売れれば、もっとお役に立てると甚く感じています。当初依頼された「良いものを良いままに、美味しいものを美味しいままに…」をそのままお伝えできれば、自ずと沢山売れると見える道を歩んでいきたいと考えます。皆様に定期購買をご利用頂けます事、真にありがたい事と感謝申し上げます。

新しく始めた食の事業、「いのちの食 キッチンラボ」でもコーヒーをお出ししています。が、機械でお淹れしていますので、機械の特性にあったコーヒーを使わせて戴こうと試してみました。キリマンジャロ・ゴマタスジコーヒーが一番合っていると感じ、店内のテイクアウト用にはキリマンジャロ・ゴマタスジコーヒーをお出しする事になりました。が、改めてリムやヤルガッチャフェを頂くと、それぞれ特徴がある深い味わいがある事に感動しました。とても上質な良いコーヒーを送って頂いている事に感謝します。それに加え、先生のサウンドを聞いているというのは他にない特徴であります。街で飲むコーヒーとはまるで体感も味も違います。頂ける事はとてもありがたい事と感謝の気持ちばかりがあふれます。皆様の毎日が、より豊かになるお供として頂けましたらと心から願います。私にとっては、コーヒーは人生とひとつになっています。 今年も一年間ありがとうございました。来る年もどうぞよろしくお願い申し上げます。良いお年をお迎え下さいませ。御身体大切にお過ごし下さいます事をお祈り申し上げます。ありがとうございます。
敬具

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