高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2018年3月


拝啓 3月になりました。日差しは明るく、風は春の風です。地域によってはまだまだ寒い日が続きますが、間もなく春の花が咲く時を迎えています。
 3月は11日東日本大震災が起こった日に「結工房」がオープンします。今は、その準備で大忙しですが、未来拓く事に向かっている時は、生命が躍動します。「結工房」では、NPO高麗の焙煎工場とカフェを創りました。いだきしん先生が、全てを焙煎して下さいます。世にないスペシャルコーヒーの誕生に心がときめきます。3月11日のオープンの日も心よりお待ちしておりますが、今後も是非山元町、山下駅前に立つ「結工房 カフェ高麗屋」にお越し下さいます事を心より願っています。
 コーヒービジネスの始まりは、エチオピアの飢餓の支援活動であります。日本でコーヒー豆を沢山販売し、エチオピアの水の浄化装置を一杯つけられたら良いと、原点に戻る出会いがございました。自然環境を破壊しない野生種のコーヒーであり、体にも良いという研究結果は、今は沢山発表されています。そして利益がエチオピアの為に還元されるなら、これ程うれしくありがたい事はないと感じ、これからは一生懸命、今まで以上にコーヒーをお伝えしていきたいという気持ちが湧いています。皆様にも心から活動主旨にご賛同頂き、ご支援頂けましたらありがたく存じます。
 アメリカとオーストラリアの研究により、コーヒーを一日5杯飲む人は24年長生きするという結果が現われたという事をお聞きしました。とてもうれしい研究結果であります。美味しくコーヒーを頂きながら、皆で長生き出来れば幸せな事と感じ、皆様と一緒に楽しく、心和むコーヒータイムを過ごしながら健康で生きる事が出来れば何よりありがたいです。今は山元町「結工房」焙煎工場カフェのオープンに向かうばかりでありますが、東北の地からコーヒー文化が生まれ、広がっていく未来に向けて心尽しはたらいていきたい気持ちで一杯です。これからも引き続き宜しくお願い申し上げます。美しい春の訪れと共に心に花が咲く春の時をお過ごし下さいます様にとお祈り申し上げます。いつもありがとうございます。                                             

敬具

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