高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2020年8月


拝啓 暑い夏がやってきました。暦の上ではお盆の頃ですから、だんだん夏の終わりに近づいていく時期ですが、今年は梅雨が長く、ここ最近やっと夏の暑さを感じる天候となって参りました。気候も社会状況も大変変化激しく、今までにない時代を迎えています。いつもアンドロメダエチオピアコーヒー定期購買をご利用頂き、誠にありがとうございます。今月も無事にお送り出来ます事を心より感謝申し上げます。

 私は夏でなくてもアイスコーヒーばかりを飲んでいますが、この暑さの中でアンドロメダエチオピアコーヒーを頂く時の爽快感は他では決して味わえないものと心から感謝しています。最近あまりに暑く、ふと他所のアイスコーヒーを飲んだ時、苦い酸味のあるものがコーヒーと思い込まされていた時の感覚を思い出しながら我慢して飲んでいました。が、その後、大変気持ちが悪くなり、困りました。東京のカフェ高麗屋に着いた瞬間「他所のアイスコーヒーを飲んで気持ちが悪いので体が治るコーヒーを淹れてほしい」と頼みました。この時はいだきしん先生が焙煎して下さった「新五女山」コーヒーと名付けられているコーヒーをアイスコーヒーにして淹れて下さいました。あれだけ気持ちの悪かった状態が2口目位から胸のつかえがとれ、晴れてきました。飲み終わる頃にはすっかり良くなっていた事には大変驚きながらも助かりました。仕事の大事な打合せの為に外部の会社の方とのアポイントメントの時であったので、具合の悪い体調では打合せをするには厳しいものがありました。すっかり治りましたのでとても気持ち良く打合せが出来、気分も爽快でした。私達のコーヒーは特別と改めて身に沁みわかる経験となり、まだ知らない方々にも召し上がって頂ける様に広めていく事はとても大切と感じます。飲んで気分が良く、体が元気になるコーヒーは何方様にもとてもお役に立てると感じています。コーヒーが神様からの贈り物だからと深く感謝しています。神様からの贈り物はもっと沢山の人に行きわたる様に広めていく事が大切と感じます。これからますます大変な状況が来ると予想されます。どの様な時も元気で生きていく事が基本でありますのでコーヒーはとてもお役に立てると考えます。今では、東日本大震災の被災地となりました山元町に結工房を創らせて戴いていますが、震災後に被災地にコーヒーをお届けさせて戴いた事はとてもありがたいと身に沁みました。それは、お役に立てる事がわかるからです。人様にお役に立てる事が仕事、といつも肝に銘じていますが本音から生まれた仕事は、働く私達にも、召し上がって頂く方々にも全てに良いという事がとてもありがたい事と感謝します。今月も豊かな時をコーヒーと共にお過ごし下さいます様にと願います。御身体大切に、お元気でお過ごし下さいます事をお祈り申し上げます。いつもありがとうございます。
敬具

戻る