高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2021年2月


拝啓 2月となりました。立春も過ぎ、寒さ厳しくても春の明るい日差しが注がれています。いつもアンドロメダエチオピアコーヒー定期購買をご利用頂き、誠にありがとうございます。今月も感謝し送らせて戴きます。

 今年は難民キャンプに支援物資を送らせて戴く予定です。はじめにレバノンにあるパレスチナ難民のキャンプに送る予定で動いています。アフリカの支援も継続していく気持ちでいます。何をしていくかを考える時、コーヒーをたくさん広めることと行き着きます。はじめからそうなのです。仕事の支援が何より役立ち、自立の支援と政府からも喜んで頂いています。コーヒービジネスのスタートとなりました「良い物を良いままに。美味しい物を美味しいままに伝えて頂ければありがたい」とのお言葉をそのまま実行し、広めていくことが支援となると改めて行き着き、スタートしました今年のコーヒービジネスです。

 先日も東京から京都へと移動する車の中でしみじみいだきしん先生と話していました。以前はコーヒー専門店の苦いコーヒーがコーヒーと思い込み、我慢して飲んでいたものだけれど、こんなにコーヒーが美味しいとわかった今、我慢し飲む気はなくなったとおっしゃる先生のお言葉に深くうなずきました。思い起こせば、誰にも義理がないのに、苦いコーヒーを言い聞かせるように飲んでいたことが思い出されます。

今は、内面奥深くまで味わえるコーヒーの深い味わいを毎日楽しみ、心が豊かになっています。生活も潤い、仕事や活動のエネルギー源となっています。生命のコーヒーです。「良い物は良いままに。美味しい物は美味しいままに・・・」真にとうなずきます。エチオピアでは薬として飲まれていますので、真に体にも良いのです。私もエチオピアへ行っている時は薬を一切飲まないで生きていましたので、高地であり衛生状況も悪いので、皆、お腹をひどく壊しますが、私はコーヒーを飲んで治っていたことを思い出します。美味しく頂くコーヒーで体の状態まで改善されますことはありがたいことです。様々な経験談や美味しいことをもっと表現していくことが大切とエチオピア支援を考えますと、もっともっと表現せねばと考えます。今年は少しでもエチオピアのお役に立てますように日本でコーヒーを広めていくつもりです。改めまして今後もよろしくお願い申し上げます。

 2月4日は京都「高麗屋」を久しぶりに開けました。幻のKoguryo Cafeをさせて戴きました。コーヒーを淹れる時に聞こえるメッセージを詩に書かせて戴きます。多くを学びます。生きる要、生きる法則を学びます。私にとってはかけがえのない時であります。コーヒーは真を知っているといつも感動します。そして私たち人間に教えてくれているのです。コーヒーを頂きながら、生きる意味をわかり、先を創るエネルギーを得ます。  いだきしんサウンドが流れる空間で、コーヒーの香りに包まれ、詩を楽しむひと時が平和の光景と見えていました。「音楽とコーヒーと詩の香り」です。詩を詠む人のまわりに演奏する人があらわれ、演奏をし、コーヒー豆を砕く音が聞こえ、コーヒーの香りに包まれる場面が砂漠の文化と以前ヨルダン大使からお聞きした時にその場面が見えるようでコーヒーの香りまで漂っているようで、素敵な文化と感じました。高麗屋ではこの言葉を思い出しました。高麗屋は文化の香りがすると感じ、喜び生まれました。文化があれば人間の人生は豊かです。いつもコーヒーに助けられます。エチオピア支援をさせて戴き、自分たちも助けられています。人間は助け合い、支え合い生きる存在と感謝します。より豊かにより力強く生きる日々でありますように、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。ありがとうございます。

敬具

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