高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2020年10月


拝啓 金木犀の香り漂う頃になりました。「高句麗伝説」の父の詩に詠ませて戴いていますが、金木犀の香りは父を思い出します。今年も実りの秋がやって参りました。いつもアンドロメダエチオピアコーヒー定期購買をご利用頂き誠にありがとうございます。秋の香りと共にアンドロメダエチオピアコーヒーとキリマンジェロ・ゴマタスジコーヒーを皆様にお送りさせて戴けます事を心より感謝申し上げます。

 コーヒーは生活の一部で、なくてはならないものとなり、世界各地に行く時も必ず持参しています。ちょうど秋の五女山に行った時もドリップパックのコーヒーを淹れ、五女山の麓のホテルに着いてすぐに頂いた時の事を思い出します。五女山のエネルギーを感じる地でアンドロメダエチオピアコーヒーを頂けた時は、幸せで幸せでなりませんでした。五女山がある地は中国の田舎ですので、ホテルといってもお湯が出なかったり、色々アクシデントやトラブルが多い滞在です。ポットにお水を入れ、沸かし、無事にドリップパックを淹れられた時は大喜びしました。秋の五女山を登り、帰国する為に空港がある瀋陽まで戻った時、瀋陽のホテルでもアンドロメダエチオピアコーヒーを淹れ、幸せに包まれながら涙込み上げ、亡き父母に手紙を書きました。この世に生まれ、今まで生きてこれて、先祖の地まで辿り着けた事の感謝と幸せを手紙に書きました。あの時もアンドロメダエチオピアコーヒーの香りとひとつだったと思い出します。人生の大事な場面にいつもアンドロメダエチオピアコーヒーが共にあります。あそこでもここでもと書き始めたら尽きないと笑いが込み上げる程です。どこへ行くにも持ち歩いています。エチオピア、タンザニアの支援活動でさせて戴いていますので本当はもっと日本中の方々に広めていければと願っています。NPO高麗にコーヒーを買って頂く事が一番エチオピアの役に立つとはエチオピアの方々から言って頂いています。その理由が一つずつ明かされてくる最近です。もちろん気持ちでやっているので、それが一番とは考えていましたが、お金の面でも他所はタダ同然でもっていくとよく聞いていた事が現実の事と明らかになってきました。故にNPO高麗で沢山コーヒーを輸入出来ればとても現地の方々は助かるという事がわかって参りました。日本で美味しいコーヒーを頂く事がエチオピアの支援になるという事は真にありがたい事であります。是非これからもご愛用頂き、できれば広めて頂けましたらありがたいと願っています。深まりゆく秋と共に内面深く、豊かな時をお過ごし下さいます様にと心よりお祈り申し上げます。ありがとうございます。
敬具

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