高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2021年11月


拝啓 木の葉が色づき、落ち葉が舞う季節となりました。今年も早くも晩秋を迎えています。いかがお過ごしでしょうか。お元気で、豊かな時をお過ごし下さいます事をお祈り申し上げます。

エチオピアは非常事態宣言が発令され、大変な状況となっている事をニュースで知り、大変驚き、憂えてなりませんでした。エチオピアのグジ・コーヒーを送って下さっている方に尋ねてみました。大変な状況であることは、甚く伝わって参りました。唯一救いと感じました事は、私達とつながっている事で前向きに向かっていける状態を、ご本人が表現して下さった事でございます。日本の地から毎日エチオピアの事を感じ、生きている事がとても支えになっているとおっしゃって下さっています。非常事態宣言が発令された時に、何とかしなければと考えました。が、遠いアフリカの為に日本にて何が出来るかと考えても、具体的に何かをという事は考えられなかったのですが、生命一つであること、コーヒーを沢山販売する事は、力になれると行きつき、コーヒービジネスをさせて戴いています事、心よりありがたく、感謝あふれました。毎日コーヒーを淹れる時、エチオピア、タンザニアを感じます。大地のエネルギーをそのまま感じ、土の香りまで漂って参ります。遠いアフリカからはるばる日本の地まで運ばれ、私達が神様の実であるコーヒーを頂ける恵みには毎日頂く時に感謝よりありません。私は、コーヒー豆は神様の実と感じていますので、神様からの贈り物を頂いていると感じて心より感謝あふれ、コーヒーを頂くひと時をとても豊かな時と感謝しています。神様の実は体に良く、どんなに疲れていてもコーヒーを一口頂くと、一気に元気が生まれます。胸も拓き、前向きに向かっていこうという意欲が内から沸々と湧いて参ります。最近は、朝一番にコーヒーを淹れ、頂くようにしましたら、朝から元気に動ける様になりました。少し前までは、やる事をやってからコーヒーを淹れて、ゆっくり楽しみたい気持ちがあったのです。が、最初に頂くと元気で動いていけるので朝一番が一番ありがたいと感じて今は元気な一日が始まりました。次第に秋が深まっておりますので、ホットコーヒーがとても身に沁み美味しく感じます。私はアイスコーヒーが大好きで、今でもアイスコーヒーはよく飲んでいます。この季節は、アイスもホットも両方味わい深く、美味しくて、とても助かっています。ずっと申し上げてきましたが、コーヒーは人生のお供です。どんな場面にもいつもコーヒーが共にあって下さいます。飢餓の支援活動から始めましたコーヒービジネスは、生きている限りずっとさせて戴く気でいます。今年は新たに原点に戻り、もっともっと日本に美味しいコーヒーを、また体に良いコーヒーを広めていきたく、「コーヒービジネスの成り立ち」という講演会を先月から開催させて戴くようになりました。繰り返しお伝えさせて戴き、常に原点に戻り、この一杯のコーヒーがアフリカの貧困、飢餓の解決に向かっていけます様にと祈りながら、これからもっともっと広めていけます様にと考え、関わらせて戴きます。皆様にもご協力頂き、心より感謝申し上げます。皆様も周りの方にお伝え頂けましたら幸いでございます。

季節は冬に向かって参ります。お体くれぐれもお気をつけて、どの様な時もお元気で、豊かな時をお過ごし下さいます事を、心よりお祈り申し上げます。いつもありがとうございます。


敬具

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