高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2017年12月


拝啓 今年もはや最後の月となりました。
 一年の始まりは毎年京都、八坂「高麗ギャラリーカフェ」にていだきしん先生のお餅つきから始まりますが、昨日のように感じるほどに、一年の月日の流れが早いことに驚きます。新しい年を迎え、春が訪れる頃には、東日本大震災の被災地となりました宮城県山元町の駅前に新しい焙煎工場とカフェが建ちます。東北の復興支援の道を作りたく震災後毎月東北の地にて、いだき講座、応用コースをNPO高麗東北センターにて開催し、定期的にいだきしん先生のコンサート、「高句麗伝説」コンサートを開催してきました。若い人が希望を持って働けるビジネスが、何よりの支援と被災地の方のお声を受け、東北の地にエチオピア、タンザニアから送られてくるコーヒーを広めていくことへと導かれました。震災直後から被災地の方々にコーヒーを召し上がって頂きたく、コーヒーの炊き出しをしました。アフリカの支援活動から始まりましたコーヒービジネスが、東北の復興支援への道を作る事に繋がり、大いなる働きかけと受け止め大変感謝しています。
 コーヒー発祥の地のエチオピアでは発見当時から薬で飲まれていますように、最近では日本でも体に良いという事がたくさん発表されています。美味しく頂け、体にも良いというコーヒーに巡り会え、心からありがたく感謝しています。大いなる働きかけと受け止め、未来の為にさせて戴いています。
 岩手県では自宅カフェが始まったとの報告を受けています。コーヒーを召し上がりながら会話が弾み、お年寄りが孤立せずに、集える場になっているとお聞きし、大変嬉しく素晴らしいことと感動しています。コーヒーの歴史を調べた時に、当時からコーヒーを飲みながら、様々な情報を交換するサロンとなったと知り、コーヒーは文化を生み出すと喜び生まれました。私も東京に初めてカフェを作った時、コーヒーを頂きながら、集う方々と話し合うサロンを自然と開いていました。より親密となり、活動へのご理解が深まり、多くの仲間が増えました。コーヒーが取り持つ縁は未来につながるとはいつも感謝することであります。アンドロメダエチオピアコーヒーを囲み、様々な場所で人と人が繋がる輪が広がる未来の光景が見えます。平和な世界を皆様と共に作っていけますことを心より望みます。新しい年も引き続き、アンドロメダエチオピアコーヒー定期購買をご利用頂けますよう、お願い申し上げます。新しい時代を元気に迎えられますように、いつの時も内面豊かな時をお過ごし下さいますように、心よりお祈り申し上げます。良い年をお迎え下さいませ。いつもありがとうございます。                                            

敬具

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