高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2017年9月


拝啓 夏も終わりに近づき、新しい季節へと向かっています。
 暑い夏の日々は、アイスコーヒーに大変助けられています。朝、目覚めの時、アイスコーヒーを頂くと清水が生命を流れるようにし生命洗われ、すかっと目覚めます。そして一日が始まります。私は、催しの折にコーヒーをお出しさせて戴いていますので、皆様と頂くひと時、皆で安堵し、新しい力を得、笑顔を交わし喜び合える瞬間、いつも心よりありがたい気持ちで遠いエチオピアから届いたコーヒーによって大変助けられています事に感謝の気持ちがあふれて参ります。
 最近ではコーヒーが体に良い事を様々な報道により知らされます。心の中で「やっぱり」と頷き、喜び生まれます。エチオピアでは発見当時から今に至るまで薬で飲まれている事を初めてエチオピアに行った時にお聞きした衝撃が真との出会いであったとわかるのです。当時、コーヒーは体に悪いと思っていた事は何だったのかと今になれば、体に悪いと思っていたことが理解出来ない事となっています。今は、コーヒーにより助けられ、英気を養い、コーヒー本来のはたらきが活かされる事の喜びを感じ、コーヒーを多くの方々にお伝えすることをうれしく感じています。
 東北の被災地となりました宮城県山元町に小さな焙煎小屋を作ってから、いだきしん先生が焙煎して下さるようになり、コーヒー本来のはたらきが引き出され、大変助けられています。私が白いコーヒーと呼んでいるコーヒーは、立ち上がれない程苦しかった体の状態が、一口頂いただけで、一気に変わり、抜け出したのです。思わず、「薬」と叫びました。これがコーヒーなら、今まで市場に出回っていたコーヒーは何だったのかと、とても同じ飲み物とは考えられません。人間も生き物もこれから本来のはたらきを取り戻し生きていく時が来た事をコーヒーから感じ、希望を感じています。いだきしん先生が焙煎されたコーヒーのパッケージは私が一枚一枚マーブリングし、シールを貼らせて戴いています。ドラマチックなマーブリング模様にIdaki Shinというシールを貼った瞬間、新しい生命が生まれたように喜びを感じる瞬間です。パッケージ作りは喜びです。パッケージも世界で一つよりなく、コーヒーも世界唯一の味わいのコーヒーであります。この様なはたらきが出来る事を生きる喜びと感謝しています。皆で喜びあふれ働き、良い社会を作っていければ何よりうれしいです。どんな時も元気に未来への気概あふれ生きていけます様に…。いつもありがとうございます。                                            

敬具

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