高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2016年5月


拝啓 若葉輝き、さわやかな風吹く、美しい5月を迎え、自然の生命エネルギーあふれ生きる日々に感謝します。
 いだきしん先生がコーヒーの焙煎をして下さるようになり、コーヒーの味わい方が変わりました。先生が焙煎して下さったコーヒーは毎日大切に頂いています。10gで何杯も淹れさせて戴き、それぞれの味を楽しみ、最後の粉まで捨てずに土に返しています。このようにコーヒーを頂く様になりましてから、定期購買のコーヒーの美味しさも増してきたと感じ、自然の生命のはたらきの凄さに感動しています。先生焙煎コーヒーと共に楽しむことができ、今までよりも多くコーヒーを頂くようになりました。
 アメリカではコーヒーを一日6杯以上飲む人は死亡率が35%も減ったという研究結果が発表されたと聞きました。一日6杯はコーヒー好きな私もなかなか飲む事が出来ませんでしたが、先生の焙煎コーヒーを頂くようになってからは飲めるようになったのです。気づけばどこへ行ってもコーヒーを飲んでいるのです。が、やはり先生焙煎コーヒーとアンドロメダエチオピアコーヒーより6杯は飲めません。
 車での長距離の移動が多く、途中のパーキングエリアにてコーヒーを買い求めても一口で苦味がきつく感じ、二口は飲めないので、捨てるよりない事を繰り返してきました。今は無駄な事はしていられないとわかり、買い求めることはなくなりました。家を出る時にポットに入れて、持参するようになりました。時間が経っても美味しく頂けますので、元気満々で移動出来ます。何よりも力強い旅のお供です。
 キリマンジェロゴマタスジコーヒーがやっと入荷しました。見た目で上質であることはそのままわかります。テスト焙煎の物を淹れた時に感動的な美味しさに心から感謝しました。遠いアフリカの地から届いた神様からの贈り物と感謝します。神々しく、強く上品な味わいは最高に美味しいと感激します。少しの間ご提供出来ずにご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした。やっとお届け出来ます時を得、ほっとしています。再びどうぞよろしくお願い申し上げます。
 私は京都の「高麗ギャラリーカフェ」と高麗屋にてコーヒーを淹れさせて戴く機会が多くなりました。いつもコーヒーと対話しながら淹れています。自然の生命の実であるコーヒーは自然の生命、私たち人間の生命と交流していることを淹れる度にわかります。人間が元気で内面豊かに生きている時、コーヒーも更にエネルギッシュに豊かな味わいとなることがうれしくありがたいと感じています。大切な一杯のコーヒーは淹れる人間の状態によってこんなにも変わることを知ってからは、最高に美味しいコーヒーを淹れさせて戴き、皆様と共に最高の経験をし豊かな人生を生きるひと時を過ごしていきたいと心より願い、淹れさせて戴いています。コーヒー は気持ちに応えてくれるように喜びを表してくれます。生命の糧を得たように感じ、元気があふれてきます。コーヒーを頂きながら、元気になり心豊かに生きていけるならば、真にありがたいことと感謝し、幸せを感じる美味しいコーヒーを広めていきたい気持ちが湧いてきます。
 秋頃には東北の被災地となりました山元町にてコーヒーの焙煎工場とカフェを作る予定でいます。コーヒーはアフリカと日本をつなぐ架け橋と見え、未来に良い実を生む仕事をさせて戴く喜びと気概にあふれてさせて戴いていますが、東北の復興にも役立てます巡りに深く感謝します。未来の為、人の為に役立てるはたらきができますことは生命の喜びです。自然環境を破壊せず、発見当時から今に至るまで 薬とし飲用されているコーヒーをお伝えさせて戴けますことは生命の犠牲がないビジネスであります。最も元気にあふれ喜びあふれ取り組んでいけます。今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 美しい5月の時。コーヒーはどのような時を作り、共に過ごしてくれるでしょうか。光輝く美しい時を…と心よりお祈り申し上げます。いつもありがとうございます。                                            

敬具

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