高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2015年10月


拝啓 秋風吹き、秋が深まりゆく今日この頃でございます。
 10月10日より、いよいよ被災地となりました宮城県山元町にありますいちご農園の一角にコーヒーの焙煎小屋を創り、稼働する運びとなりました。東北の復興なくして日本の未来はないと見え、生まれた本音を実行し続け、やっとこの度の運びに恵まれ、心よりありがたい気持ちで一杯です。そして未来への希望がふくらみます。先祖高句麗発祥の地五女山城の名前の由来を聞いた時、いだきと同じ意味があることに驚喜しました。運命の廻りを感じ、人間の人生の神秘的な事に深く驚き、感動した瞬間です。高句麗を創った東明王様は今、わたしがさせて戴いています「いだき」のはたらきをしたかったのだとわかったのです。故に私が、いだきをさせて戴くようになったのだと合点がいきました。私は27歳で起業し「いだき」を始めたのです。人類史上初めての生き方を実現し、今までの人類史にない真の平和な世界を実現していくはたらきとし、させて戴いたのです。歴史的大事業を27歳の私が始めるとは、自分自身でも驚いているのです。東明王様が導いて下さったと受け止めた時に合点がいったのです。その時です。私は2000年後が見えたのです。 2000年前に東明王様は2000年後の今を見、いだきと同じ意味をもつ名前を山城に名付けたのです。2000年後に私は「いだき」をはじめ、エチオピアに行くようになったのは2000年後を見てのことであったと分かったのです。未来はアフリカによって人類は助けられると見え、コーヒーによりアフリカと日本がつながる道を作っていくことは子孫の為、未来に役立つと見えた事に武者震いが起こりました。
 今でも行くには遠いアフリカの地です。皆様にお届けしていますコーヒーが生産される地はエチオピアの首都アディスアベバから更に車で道なき道を行き、10数時間はかかりました。ヤルガッチャフェ村に到着した時、深い森の中でスコールに遭いました。天地がひっくり返ると感じる程のスコールに遭い、木々の葉一枚にも神を見たのです。この神聖なるエネルギーを吸収したコーヒー豆を日本の地までお届け頂き、身に頂けます事がどれだけ尊く、貴重な事かと身に沁みました。アフリカと日本の架け橋となって下さり、私は一粒のコーヒーを頂くだけで愛おしい気持ちが生まれます。よくおいで下さいました、と自然と言葉が生まれるのです。
 日本に到着し、焙煎工場で、いだきしんサウンドを一杯聴いて、更に光満ちるのです。コーヒーの一粒を頂けます恵みには自然と頭を垂れ、神に感謝する気持ちが生まれます。神様の実であると スコールに打たれながら自然と頭を垂れた経験を思い出します。
 この度は東北の復興の拠点とし焙煎小屋を建てる運びとなり、再びコーヒーにより助けられます。東北の地の柱となりますように一生懸命働きたい気持ちで一杯です。飲んで元気になり自然環境を破壊せず、未来に役立つ働きができますコーヒーとの出会いは天命と感じました。2001年エチオピアにて全世界規模で開催しました、いだきしん先生のコンサートメッセージ「天命」そのままを経験させて戴き、コーヒービジネスが誕生しました。
 今月は比叡山にも焙煎小屋を建てました。皆様に、ここで焙煎したコーヒーをご紹介出来ます時を楽しみにしています。
 これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。深まりゆく秋と共に生きる意味が深まるひと時のお供として頂ければ幸いに存じます。いつもありがとうございます。       

敬具

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