高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2012年7月


拝啓 今年も早半年が過ぎ7月に入りました。
 私はおおいなるはたらきかけを受け生きることに徹し、生き始めました。そんなある日、未来に引き継いでいけるビジネスとしてコーヒービジネスが示されました。常に主旨はお伝えさせて戴いておりますが、アフリカの貧困の解決の為に搾取がないビジネスをと依頼され「美味しいものは美味しいままに、体に良いものは良いままに」日本に伝えて頂ければありがたいとの気持ちを受け、引き受けさせて戴きました。偶然、私が数多くの生豆のサンプルの中で選んだコーヒーはコーヒー発祥の地のカファ地方のリムでございました。偶然ながら100%の野生種でありました。世界でも数少ない野生種と聞いております。自然環境を破壊せず、エチオピアでは薬とし飲まれているコーヒーを「美味しいものは美味しいままに」とお伝え出来る様にさせて戴いているコーヒービジネスでございます。日本の地にて遠いアフリカのダイナミックで豊かな自然のエネルギーをそのまま感じられるコーヒーを頂けます事は、いつも自然と頭が下がるおもいで感謝の気持ちばかりがあふれて参ります。この様なアフリカの為にもなり日本の為にもなるビジネスが未来に引き継いでいけることと改めて感謝し主旨をお伝えさせて戴く事が大切とのお告げにより再びコーヒー講習会を開催させて戴く様になりました。京都からはじまり、東京での開催と2回させて戴きましたが、改めて次世代に引き継いでいけるビジネスに関われる事のありがたさが身に沁み内から力があふれて参ります。ご参加下さる皆様とも心豊かに通い合いとても幸せな時を過ごしました。楽しく幸せを感じながら働けます事は本当にありがたい事と感謝します。東北センターでも開催させて戴きますので、毎月東京、京都、東北にて継続的に行って参ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
 最近はキリマンジェロ・ゴマタスジコーヒーを頂く機会も増えました。特に暑い季節となり東京では毎日高麗水に入れたキリマンジェロ・ゴマタスジコーヒーのアイスコーヒーを頂いています。芯が強く、豊かな味が広がる体感は、キリマンジェロの豊かな自然のエネルギーをそのまま感じます。癒しの地と聞きましたキリマンジェロの地に降り立った時、体の体感がまるで変わり正に癒されていると感じた事を思い出します。コーヒーからそのエネルギーを感じられる恵みにも改めてありがたいことと感謝致します。私の毎日にはコーヒーは欠かせません。最近は南部鉄瓶でお湯を沸かし淹れてみたりしながらより美味しいコーヒーを…と工夫し楽しんでおります。淹れ方も道具も決まりはありませんのでたとえコーヒーミルがなくともドリッパーがないとしても淹れる事が出来ます。エチオピアでは、フライパンでコーヒーを炒って棒で砕いていました。アラビックコーヒーも同様ですが鍋にコーヒーを入れ、水を入れて煮立てます。そして煮立って火を止めコーヒーの粉が沈んでいった時、器に入れて頂きます。道具がない時は煮出しコーヒーも素敵と感じています。それぞれの淹れ方で是非コーヒーをお楽しみください。コーヒー講習会では南部鉄瓶の煮出しコーヒーを冷やしてカルダモンとジンジャーを入れてお出ししています。暑い季節にはすかっと爽やかな体感がとっても気持ち良いです。よろしければお試し下さい。暑い夏もアンドロメダエチオピアコーヒーとキリマンジェロ・ゴマタスジコーヒーがあれば元気で乗り越えられます。お元気でお過ごし下さいませ。いつもありがとうございます。

敬具

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