高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2011年12月


拝啓 今年も早、最後の月を迎えました。東京は、銀杏の葉が色づき、冬の寒空の下、目が覚めるような鮮やかな世界が広がっています。
 インドに行く日の朝、太陽を仰ぎ、美しい光を身に受け、尊い生命を身に沁み感じ、感謝しました。アンドロメダエチオピアコーヒーを淹れ、家を出ました。隣の家まで香りが漂ったようで、コーヒーの香りが芳しく、辺り一面に満ちていた、とのお声を聞きました。コーヒーの香りはエチオピアでは心臓病に良く、薬として飲用されていると聞いています。体に良く、美味しいコーヒーを頂けます幸せにいつも心から感謝し、一杯のコーヒーを頂いています。家中にコーヒーの香りが広がる時に豊かに暮らしていけます人生にも感謝します。一杯のコーヒーの香りは人生の様々な場面に登場します。素敵な人生です。ホテルの部屋でドリップバッグを淹れて頂くひと時がいつも旅の楽しみであり、疲れがとれる休息の時でもあり、ほっとしながら香りを楽しみながら頂きます。体も温かくなり、一気に元気があふれてきます。いつも思い出しますのは、ヨルダンにて出発の前の朝食の時に、人々の苦しみを身に受け、体も苦しく、鬱状態になっていました。お湯を頂き、カップにドリップコーヒーを注ぎ、飲んだ瞬間、体に光が差し込み、みるみる力が湧いてきたのです。当時は3番茶のように、ドリップコーヒーは3杯淹れられます、とコーヒー講習会の時にお話していましたので、3杯淹れました。体の苦しみはなくなり、私はすっと立ち上がり、アポイントメントに向かったのです。それから旅には欠かせないお供となったのです。衛生状態が良くないエチオピアでも、お腹が痛く苦しんでいる時、ドリップバッグを淹れて頂くとお腹が温かくなり、次第に良くなっていくのです。心から感謝し涙ながらに飲んだコーヒーの味と体感は忘れられません。そんな事を思い出し、インドでも頂きました。お陰さまで苦しみを身に受けても、体を壊す事なく乗り越えられました。勿論、いだきしん先生が全てを身に受けて下さり、解放されますことが一番の解決でありますが、コーヒーも焙煎時にいだきしん先生の音楽を沢山聴いていますので、光に満ちる体感があります。一口頂くと、みるみる体中に光が満ちてきます。そして一気に疲れがとれるのです。ありがとうございます、と自然と頭を垂れ、感謝を表しています。東北の地ではお水が美味しい事もあり、格別な美味しさに感動します。盛岡の家では私がカップに絵を描いたコーヒーカップで頂きますので、いつも夢の香りがします。東京の家で普通のカップで頂く時、淹れる時から何かを忘れたような気持ちになるのはカップが違うことに気づき、内面を表す心模様は夢を運び、コーヒーも更に心豊かに頂けます事、幸せと感じます。
 来年の年明けには京都、八坂「高麗ギャラリーカフェ」にて、いだきしん先生のお餅つきがあります。先生がお餅をついて下さり、あずきも煮て下さいます。そしてコーヒーまで淹れて下さいます。先生の淹れて下さったコーヒーは神々しい味がします。身が浄められ、お神酒のようにも感じ、神の道が開かれるように感じます。生きて、このようなコーヒーが飲めるとはなんと幸せ者でしょう、と武者震いが起こります。お餅もあずきも次元を超えた味と体感です。元気一杯に新年のスタートを切り、今までの人類史にない新しい時代の幕開けを共に迎え、人類の危機を乗り越えるはたらきをしていけますようにと願います。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。また来年もアンドロメダエチオピアコーヒーとキリマンジャロゴマタスジコーヒーをご愛用頂けます様、 心からよろしくお願い申し上げます。心から心へと伝えるギフト用にもご利用頂けましたら、大変ありがたく存じます。いつもありがとうございます。
どうぞお元気で良い年をお迎え下さいませ。

敬具

戻る