高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2011年11月


 拝啓 秋が深まり自然の生命も日々変化している事を感じ、自然と共にある人生は豊かで深い事に心から感謝します。
 10月は、4回の「高句麗伝説」コンサートと東京でのいだきしん先生のコンサートを無事に乗り越え、新しい世界が開かれました事に身が震える程感動し、感謝しております。東日本大震災以降日本人は、一人一人が国を創っていく尊い人生を生きる事によって未来が開かれるという、大変大事な時代を迎えました。毎日が新しい国創りと感じ動いております。そんな中でアンドロメダエチオピアーコーヒーとタンザニアキリマンジャロ・ゴマタスジコーヒーを日本にご紹介させて戴く事は、未来に人が生きていける国創りと今までよりも更に理解が深まり感謝の気持ちも深まります。自然環境を破壊しない野生種であり、体にも良く、日本で生きる私たちの為にもなり、現地で働く方々の気持ちも報われ、アフリカと日本が繋がっていく尊いコーヒービジネスは、確実に人類の未来を切り開いていくと考えます。時に当たり前の様にコーヒー豆を挽き、美味しいコーヒーを飲む時があります。その時ふと、一粒のコーヒー豆は遠いアフリカの地から日本に運ばれてきたのだと気づかせてくれる瞬間、日本に居ながらアフリカの大地の恵みを体一杯に感じていけます事は、大変ありがたい事と感じ、当たり前に飲んでしまう自分を恥じました。エチオピアもタンザニアも大変自然のエネルギーにあふれる豊かな大地でございます。初めて訪れた時に、人生観変わる程の衝撃を受けたダイナミックな自然のエネルギーに人間とは何かに目覚めました。その豊かなエネルギーをコーヒー豆から日々恵みを受け元気で暮らせます事は、決して当たり前の事ではなく、多くの方々の気持ちと大いなるはたらきかけによるものであると、感謝します。毎日コーヒー豆と語り合いながらコーヒーを淹れさせて戴いています。天候も毎日微妙に変化しておりますので、コーヒーも毎日微妙に味わいが変わっていきます。その微妙な違いを感じる時、生きていることの喜びが生まれて参ります。更に気持ちが通じる方々と共に頂けるひと時は、最高に楽しいひと時です。10月に盛岡にありますNPO高麗東北センターの看板を先生に書いて頂いている時、先生は「囲炉裏端会議」とおっしゃったように囲炉裏を囲む様に皆で頂いたコーヒーの美味しいことは生涯忘れられない経験となりました。いつも人生のお供となって頂きアフリカの方々とも心通じ合え、幸せを感じるコーヒー共にある人生です。もっともっとたくさんの方々に召し上がって頂き、喜びを分かち合えれば幸いです。一杯のコーヒーで心安らぐ時、一杯のコーヒーでふと何かに気づく時がどなたにも訪れます様に・・・と望みこれからも未来を切り開くコーヒーを日本にご紹介させて戴きます。NPO高麗の活動にご賛同戴き、多くの方々に広めて頂けましたらありがたいです。どうぞ宜しくお願い申し上げます。秋も深まり日に日に寒い冬が近づいてまいります。先生の音楽をいっぱい聴いたコーヒーで身も心も温かくし、元気で過ごしてゆかれます様にとお祈り申し上げます。 いつもありがとうございます。 

敬具

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