高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2010年2月


 梅の花が輝き、春の訪れがうれしい今日此の頃でございます。  
 節分には京都、八坂「高麗ギャラリーカフェ」にて「春を待つ心、高麗水」展示会をさせて戴きました。真に春が訪れたように小春日和に恵まれ、春爛漫に光に満ちる世界でした。明るい日が射していながら、小雪がちらつき、ロマンチックな幕開けとなりました。雪がやみ、開場となったのです。高麗水の光と光が出会い、新しい光が生まれる空間が夢が実現したような喜びにあふれました。エスプレッソカップ、カプチーノカップをお決めになられた方に、いだきしん先生が淹れて下さったリムを注ぎ、召し上がって頂きました。コーヒーの色で最初は隠れている心模様がコーヒーがなくなるにつれ、顔を出してきます。そのドラマチックな事に胸がときめき、歓声が上がり、大賑わいでした。味も格別とお聞きしています。もちろん、いだきしん先生が淹れて下さっていますので、格別ですが、更にまた格別とお聞きし、うれしいです。皆で喜び合えるひと時は楽しく幸せです。「高麗ギャラリーカフェ」では、いだきしん先生が作って下さった器でお出ししています。ひとつひとつ違う器で頂くコーヒーは味わいも違い、楽しいです。また時間と共に味が変わりますので、様々な味を楽しむ事が出来ます。だんだんまろやかになっていくのです。最後はお浄めの水のようにさわやかです。器によっても味を楽しむ事を覚えた私は、今度は高麗水での味を色々味わってみたいと感じています。今までも器を楽しむ事が好きでしたが、見た目の楽しみでした。今は味まで変わるのです。見た目と味わいが変わり、コーヒーを頂けます事にときめきが生まれます。そしていよいよ開運ぜんざいも誕生しました。いだきしん先生が突然作って下さいました。その美味しさは単なる美味しいだけでなく、私には五女山にいるような感覚まで蘇るものでした。山の中の風、香りまで感じるのです。コーヒーと共に頂くぜんざいは最高です。前はぜんざいとコーヒーの組み合わせは首を傾げる方が多かったのですが、今となっては当たり前のように皆様楽しんでおられます。私も大好きです。開運ぜんざいとコーヒーの組み合わせは最高でした。私は久しぶりに五女山城サブレを作りました。朝一番にコーヒとサブレを頂いた時に自分で作ったものでありながら、あまりの美味しさと清々しさに感動し、一気に元気が漲ってきました。体の具合がよくない人も「これは美味しい」と言って下さり、喜んで食べて下さった事が何より嬉しかったです。私はあの時のすっきり、さわやか、元気一杯の体感が忘れられません。コーヒーと相性が良いお菓子と一緒に頂くリム、キリマンジャロは更に本来の力を発揮するように感じます。皆様もどうぞお楽しみ下さいませ。東京ではカフェ哲、京都では「高麗ギャラリーカフェ」に是非お立ち寄り頂けましたらありがたいです。   
 春の足音が聞こえますこれからの季節に心ときめきます。大好きな桃の花が咲く日も近いと感じ、何時の時も平和な世界実現に向けて生き、はたらいていきたいと望み、実践して参ります。これからもエチオピア、タンザニアの支援の為にさせて戴いていますコーヒーをよろしくお願い申し上げます。心豊かな日々をお過ごし下さいますようにと心からお祈り申し上げます。ありがとうございます。

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