高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2010年1月


新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年は1月1日に京都、八坂の「高麗ギャラリーカフェ」を無事にオープンすることが出来ました。東京六本木のカフェ哲と同様に末長くよろしくお願い申し上げます。皆様にお出で頂き、素晴らしい年はじめとなりましたことを心より感謝申し上げます。毎年恒例となりましたいだきしん先生によるお餅つきも八坂の地にて行なう事が出来、先生が淹れて下さるアンドロメダエチオピアコーヒーの神々しい味と体感が今尚残っています。お餅のおいしさはもはやおいしいという言葉では申し訳ない程に食べ物を超越した聖なる生命の糧と感じています。お餅とコーヒーとの相性も良いことが素晴らしいと感動します。八坂の「高麗」では、いだきしん先生が作って下さった器でアンドロメダエチオピアコーヒーをお出ししています。時間が経つ程にまろやかでまあるい味と体感に心もやすらぎます。頂くだけで体に光が灯り、体中温かくなります。寒い京都の地にて内が温かいので、助かります。八坂の塔を眺めながら中庭で頂いたコーヒーの味はまた格別でした。愛ちゃんの手作りクッキーと溶け合いひとつになる味は生きていることに喜びを感じるうれしいひと時です。場所が変わると味も変わります。京都で飲むコーヒーは日本的です。和の味がします。エスプレッソ、カフェラッテ、カプチーノにしてもリムの強い味とミルクが溶け合い大変おいしいです。「高麗」では美しい清水焼きでお出ししていますので、見ても楽しく飲んでもボリュームたっぷりで満足感あふれます。
 忙しい朝などはドリップパックもありがたいです。手軽に飲めておいしいですので、京都では時々時間がない時はドリップパックを淹れて頂きますが、さわやかな味が後味を残さず、すぐに出かけられ、ありがたいです。東京で美しい富士山を眺めながらのコーヒーはほっとします。心落ち着く味にふるさとに帰ってきたように心と体に沁み、やさしいです。何処にいても心豊かに過ごせ、力を与えられます。遠いアフリカの大地とつながっていることを感じ、生きる世界も広がり、覚醒するコーヒーと感謝します。
  これからも、おいしいコーヒーをおいしいままにと依頼された通りにお伝えさせて戴きます。コーヒー発祥の地の源の味をお楽しみ下さいとお声をかけずにはいられない程にピカ一のコーヒーをご紹介させて戴けますこともありがたく感謝します。
今年もどうぞよろしくお願いします。
良い一年となりますように心からお祈り申し上げます。
いつもありがとうございます。

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