高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2008年12月


 ベイルートのホテルでは、部屋の窓を開けると、戦争により爆破された建物や爆弾により暗殺された跡が今尚生々しく残っています。いつ何が起こるかわからない様な緊張と車も人々も激しく動きまわる喧噪の最中にあり、アンドロメダエチオピアコーヒーのドリップコーヒーを頂くことが私には救いとなりました。身にしみ助けられありがたく感じました。朝一番に目覚めてすぐに頂くコーヒーはもちろんですが、外へ行き潤いを求め頂くアンドロメダエチオピアコーヒーに何度癒され助けられたことでしょう。いつも光を得、身も心も洗われ清々しい風が吹き清水が流れるような体感に感謝していますが、この度程深く身にしみたことはありません。 経由地のドバイはアラビックコーヒー、レバノンではレバニーズコーヒーがあります。常泊のホテルでは8年前よりかなりご高齢のおじいさんがレバニーズコーヒーをアラビアンスタイルのポットに淹れ、小さなカップ(エチオピアのコーヒーセレモニーのカップと同じもの)を持ち、まわり歩いて下さいます。私はアラブの伝統菓子で大好物のバクラワと共にレバニーズコーヒーを頂きます。一口はおいしいのですが、普段アンドロメダエチオピアコーヒーのおいしさと心地良い体感を知っていますので、どうしても口直しにアンドロメダエチオピアコーヒーを飲みたくなります。レバニーズコーヒーの後のアンドロメダエチオピアコーヒーも格別においしいです。レバノンでの最後の詩のコンサートの開催地でありましたビントジベイルの会場は学校の体育館でした。2年前の爆撃の時にほとんど破壊されてしまったので、ここしか会場がないと聞いていました。私達より一足早く着いたスタッフにウェルカムコーヒーを淹れて下さったと聞き、うれしくあたたかさが伝わってきました。私は飲んでいないのに、寒く震えた体にぬくもりが伝わってきたのを感じたのです。レバニーズコーヒーは、ポットにコーヒーの粉と水を入れ、火にかけ沸かすのです。下の方は、粉でドロドロし、苦味がありますので、ほんの一口、二口がおいしいです。コーヒーは気持ちをあらわし、人をもてなす飲み物であるといつも感じます。
私達は、幸いにもエチオピアの野生のコーヒーを頂け、自然の恵みを頂くことが出来ます。更にいだきしんサウンドを一杯聞いた光あふれるコーヒーと生まれ変わった極上の味を楽しむことが出来ます。レバノンにてレバニーズコーヒーでおもてなしを受けたように、どこにいてもアンドロメダ エチオピアコーヒーで気持ちを伝えていきたいと感じました。12月はクリスマスもあり一年の最後のしめくくりとしお世話になった方々や親しい友人、知人に気持ちをあらわす為にプレゼントをする 機会が多いです。そんな時、天からのプレゼントとしアンドロメダエチオピアコーヒーをお届け下さればうれしいです。又、新しい年のご挨拶としましても、新しい年のはじまりを祝うに最もふさわしい物であり物でないアンドロメダエチオピアコーヒーを是非ご用命下されば幸いに存じます。
心と心をつなぎ、新しい出会い生まれることと存じます。


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