高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2018年9月


拝啓 9月になりました。風は秋の実りを運ぶ、実り豊かな秋風となっています。台風の影響も多く、地球環境の変化を今まで以上に感じ考える時を迎えています。皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
 地球環境のことを考える時に、エチオピアからのコーヒー発祥の地の野生コーヒーに巡り合えたことはおおいなるはたらきかけと常に深く感謝し頂いています。エチオピアでは発見当時から薬で飲まれていますが、体に良いということも何とありがたいことかと感謝します。美味しいものを頂けて、更に体に良いということは最高の恵みと感じます。暑い夏の時は私はコーヒー発祥の地から採れる野生種リムをアイスコーヒーにし頂くことが長年の習性となりました。何より生命に沁みて元気が出てくるのです。体に違和することなく体に力が注ぎ込まれるようにエネルギーがみなぎってくることが大変ありがたいと感謝しています。暑い夏をばてることなくいつも元気で乗り越えてこれました。最近の夏の暑さは私が子供の頃とは大きく変わり、10度位の差がある暑さです。そんな中でもいつもポットにアイスコーヒーを入れ、車を運転しながら一口、又ちょっとした合間に一口…とほんの一口頂くだけで一遍に元気になれます。いだきしん先生は気付け薬と仰り、笑っておられます。先日は仙台のデパートでうっかりとポットの蓋が開いていることに気づかず、床にこぼしてしまいました。親切な店員さんが一生懸命拭いて下さりながら、仙台高麗屋のお話をさせて戴く巡りとなりました。コーヒーは、いつも人との縁を生み、つながっていくことが不思議と感じています。コーヒーのご縁は良いご縁といつも感謝しています。一杯のコーヒーから出会う縁が日本中に、又いずれは世界中に広がっていきますようにと願います。
 秋風が吹き、秋の虫の音を聞く時、自然とアイスコーヒーからホットコーヒーを生命は欲します。夜もほんの僅かな時間でもゆっくりとコーヒーを頂く時、心底心がやすらぎます。最近では、いだきしん先生が創って下さいました器に入れて頂いています。内面深くを感じとても心が落ち着き、空間とひとつに広がっていく内面から生まれる力が又新しく生きていく力となります。縁あり、エチオピア、タンザニアからのコーヒーを日本にご紹介させて戴く巡りとなり、皆様とコーヒーを通してもつながっていけますことを心より感謝し、今月も豊かな時を過ごすお供として頂ければありがたいです。気候の変化が激しい時でありますので、どうぞお体を大切にお元気でお過ごし下さいますようにと心よりお祈り申し上げます。ありがとうございます。

敬具

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