高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2017年10月


拝啓 秋の実りの香りが豊かで美しい今日この頃でございます。秋が深まるにつれ、コーヒーを深く味わいたい気持ちが生まれます。コーヒーは私にとって真に人生のお供となりました。秋の夜、窓を開け放し、コーヒーを頂いていると、ふとある気配を感じ、気配がする方に目を向けると、お月様が煌々と輝いていました。とても優しい御方にお会い出来たようで心安らぎ、微笑みました。その後はお月様を見ながら、対話をするようにし、コーヒーを楽しみました。生きていることに感謝し、地球上のすべての人と繋がる生命を感じ、感謝に震えました。生命はひとつに繋がっていることを感じる時、愛に満たされます。今は、コーヒーを頂くことで遠いアフリカの大地と繋がっていることを感じ、嬉しい気持ちに満たされます。暑い夏も終わり、アイスコーヒーからホットコーヒーを自然と欲する季節となりました。暑さ厳しい夏の日に清涼飲料水よりスカッと爽やかなアイスコーヒーにどれだけ助けられたか知れません。そして秋が訪れ、深まる日々の中で、自然の生命の音が聞こえる空間にて、温かいコーヒーを頂く時、内面も豊かに深まっていくことがありがたいです。
 NPO高麗のコーヒービジネスは、世界を繋ぎ、未来に希望をもって働けるビジネスとは常に感じ、感謝しています。東北の復興支援も若い人が希望をもって働けるビジネスが何より復興となると被災地の方のお気持ちを受け、被災地に焙煎工場を作り、仙台にカフェを作りました。体に良いということは現在では日本でも多くの研究者が発表してくださることにより、多くの方々に認識されるようになりました。私達が輸入していますコーヒーは100パーセント野生種ですので、自然環境を破壊せず、体に良く、コーヒーを通して心豊かな時を過ごしていけます事は、生命のはたらき、法則に法っていると心から感謝します。私達は様々な会合、 ミーティングの場面で必ずコーヒーを頂きます。コーヒーを楽しみながらの語り合いが出来ます人生の恵みにはいつも感謝しています。とても豊かで心ときめき、嬉しく楽しい時を過ごすのです。
 コーヒーが発見されてから、人々は、コーヒーを飲みながら情報交換し、ビジネスに活用していったという事を知った時には、昔も今も同じであると合点がいきます。また、哲学者がコーヒーを飲みながら人生を語り合ったところがカフェになったとも知り、なんとも素敵な香りを感じます。今、私達もコーヒーを頂きながら人生を語り、未来を抱き、生きる人生です。美しい夢の香りに包まれ、未来に実現する夢を語れますことは、希望あふれる時であります。確実に実現出来ますように日々、成長し、生きることに努めています。
 秋が深まりゆく日々の中で、お一人お一人の人生が深まりますように・・・。危機にある今、人間とし豊かに生き、危機を乗り越え、人類の未来を切り拓くべく、皆で力を合わせ、生きていけますように・・・。今後も何卒よろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。                                            

敬具

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