高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2017年1月


拝啓 新しい時代が幕開けました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 私達は、毎年お正月に、京都、八坂「高麗ギャラリーカフェ」にて
 いだきしん先生のお餅つきから新年がはじまります。お餅に合った珈琲を焙煎して下さり、当日は全てのお客様に珈琲を淹れて下さいました。大変美味しく、元気になる美味しさには感動します。美味しい物は元気になるといつもありがたい気持ちで一杯です。また、今年はNPO高麗迎賓館にてのコンサート前に、いだきしん先生が作られた小さな器にて珈琲をお出しさせて戴くようになりました。お神酒を頂いている様に 心身浄められ、一気に新しい次元に飛翔していく体感がうれしく、清々しいです。珈琲は神秘的な神様の贈り物と感じる経験の連続をさせて戴き、珈琲に対する認識も捉え方も更に変わってきました。遠いアフリカ大陸から日本の地まで送って頂けます事は真にありがたいことと感謝し、頂いています。毎日が珈琲なくしては過ごせない人生です。まさに人生のお供です。
 私も自分の家で先生が作られた器に珈琲を注ぎ頂く様になりました。自ずと姿勢が糺され、聖なる神様からの贈り物を頂くにふさわしい心を取り戻します。この瞬間がありがたく、「生きている」と感じられる時です。今年は、毎日ここから一日を始めていきたいと考えています。時代も変わり、新しい年を迎えた今、過去の延長では生きていけない事はいつも身をもって感じています。人間は、常に創造し続け、成長し生きる存在とよくわかる毎日となりました。同じ事を繰り返していると、先がない事は瞬時にわかります。幸い、本音で生きていますので、どう生きるかは本音をわかる事で自ずと表し、動き、道を作っていける事がありがたいです。正に未知なる世界に向かい生き始めた2017年、年初めの「高句麗伝説」コンサートも1月11日に無事に終わりました。コンサートにて表現される事により、私達人間が生きる世界が変わる事には33年ずっと驚き、経験してきた事ですが、この度も大変な変化が起こっています。今までの時代にない、新しい時代が開かれている今、毎日前進できる様にと望み、生きています。そんな人生のお供が神さまの贈り物でありますコーヒーである事は大変心強くアフリカと日本がつながっていると感じられる事もありがたく、感謝しています。皆様と共に豊かな人生を生きていけます様にと願っています。いつもありがとうございます。真に生命輝く豊かな一年となります様に…。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。                                                     

敬具

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