高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2016年7月


拝啓 初夏の草木の香りに生命の躍動を感じ、7月が明けました。
 7月8日には仙台のカフェ高麗屋がオープンします。復興の支援とし希望あるビジネスの拠点としオープンできます運びに心より感謝申し上げます。東北の復興なくして日本の未来はないと見え、東北にて活動し続け、この度の運びとなりました事は大いなるはたらきかけと感じ、心よりありがたく一生懸命はたらいていきたい気持ちで一杯です。東北の復興、日本の未来を創造するビジネスがコーヒービジネスである事にとても未来を感じています。コーヒービジネスをさせて戴くようになった時にコーヒーはアフリカと日本を結ぶ架け橋と見えていました。未来には、アフリカによって助けられると見え、飢餓の支援活動で行き始めたエチオピアですが、初めて行った時からどちらが助けられているかわからない事はすぐに感じ、人間は支え合い、助け合って生きる存在である事を教えられた尊き地であります。とても援助という言葉は使えずに、人様に活動内容を表現する時にやむなく支援という言葉を使わせて戴いておりますが、本当は助けられている事を生命は重々感じています。コーヒー一粒を見るだけでいつも「アフリカからはるばるお越し頂きありがとうございます」と自然と頭が下がり心からの感謝の気持ちが生まれます。そのコーヒーが東北の復興支援にもお役に立てる事は真にありがたい事と感謝しています。是非仙台にお越しの時はカフェ高麗屋にお立ち寄り頂ければありがたいです。年中無休で午前11時〜午後8時まで営業しております。(年に数日ビルのメンテナンスがあると聞いております)
 暑い日が続く様になり、アイスコーヒーが美味しい季節になりました。アンドロメダエチオピアコーヒー・リム、ヤルガッチャフェ、キリマンジェロ・ゴマタスジコーヒーは、アイスコーヒーにしても大変爽やかで美味しく元気が出ます。すかっと爽やかになり、力が湧いてくるこの感覚は他の飲み物では決して経験出来ない事であります。最近では山元町の焙煎小屋にていだきしん先生が焙煎された、ヤルガッチャフェ、リム、キリマンジェロをミックスしたYLKコーヒー(ヤルキコーヒー)まで誕生しました。YLKコーヒーは本当にやる気が生まれ覚醒します。ある夜、夜も更けてYLKコーヒーを飲んだ時には、体もやる気に満ちとても眠れるものではありませんでした。YLKコーヒーは朝に飲むのが一番いいと感じました。毎日元気で最高の状態で働ける様にどのコーヒーを淹れ、いつ飲むかという事も考える様になりました。コーヒーは元気に暮らしていく上では必需品となっています。先月も書かせて戴きましたがいだきしん先生が焙煎する様になりこの定期購買のコーヒーも美味しくなった事がとてもうれしくありがたいと感じています。生き物はひとつであるのだとわかり、大変感動しています。コーヒー本来のはたらきがいだきしん先生の焙煎により活かされた時に、他のコーヒーも活かされていくのだとわかり、生命ある存在の素晴らしさをコーヒーを通して学びます。
 自然環境の変化も多く、世界も激動の時を迎えています。どんな時も元気で内面豊かに生きる事が生き延びる事と肝に銘じ日々心何もなく生きる事を心掛けています。皆様も是非心豊かに良い時をお過ごしくださいます様に…。いつもありがとうございます。                        

敬具

戻る