高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2014年4月


拝啓 桜の花が咲き、美しい花々が咲く春は新しい芽が生まれる喜びとときめきにあふれています。
 東日本大震災後から被災地にてコーヒーの炊き出しをさせて戴き、被災地での先生のコンサートが必要であることを身に沁み感じ、盛岡にて定期的にチャリティーコンサートを開催してきました。毎月「東北、日本の未来を考える−語る会」を開催し、いだきしん先生を囲み、先生のお話をお聞きし、復興支援への道、村創りを考えてきました。3年目を迎えた今年の3月の語る会にて、東北の地にコーヒー焙煎工場建設を。。。と表現させて戴き、的にはまっていく光景が見えました。気持ちある方々と共に建設に向かい動き始めました。アフリカの為にも東北の為にもなっていくと見えた事を実現していけますことは真にありがたい事と感謝します。
 春の訪れと共に早くもアイスコーヒーが美味しくなってきました。花粉症の季節でもあり、すっきりとするアイスコーヒーは大変助かります。今、東北に居ますが、仲間の工房にてマーブリングをしました。お庭にはクロッカスの花が春の風に吹かれ、瑞々しい輝きを放っています。制作が終わり、皆でコーヒーを頂きながら、珍しい東北のお菓子を頂くひと時の愉しい事この上なく、まるで子供の頃に戻ったような気持ちになります。人生これからと感じ、何でもやっていく気概にあふれます。今日も大好物のお菓子ばかりが目の前にずらりと並び、淹れて頂いた高麗水に入ったコーヒーと共に頂く時、皆で喜び合い、子供のように笑い合い頂く時、早春の風が吹いてくるのです。まだ肌寒い北国の春は、これから生まれる芽が育っていく息吹にあふれ、未来に希望を感じます。空も広く、ロマンチックです。お水も美味しくコーヒーもより美味しく感じます。
 長いストーリーがありますアンドロメダエチオピアコーヒー物語です。この先もおおいなる存在と共に歩むドラマが始まります。心ときめき、ドラマを創る人生を生きていけます事に感謝します。
 これからの時代は一人一人がドラマの主人公となり 、真の自分を実現していく時代です。是非アンドロメダエチオピアコーヒーもドラマの一員とし参加させて戴ければ幸いです。今後もどうぞ人生のお供として頂き、共に豊かな人生を歩めます事を願います。美しい春のひと時が光輝く時となりますように。。。いつもありがとうございます。

敬具

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