高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2012年3月


拝啓 梅の花、桃の花が咲き、自然の生命は春の訪れを告げています。待っていた春の訪れに何もかもが一掃されたように、全く新しい世界が開かれ、新しい人生を生きるはじまりを感じています。最近始まりました新しい催し「高麗恵子語り」ではウエルカムコーヒーをお出ししています。外からいらした方々が一杯のコーヒーを召し上がる時、ほっと和らぐ表情にほっとします。私も疲れた時に頂く一杯のコーヒーにどれだけ助けられたか知れません。それも焙煎時にいだきしん先生の音楽を沢山聴いたコーヒーは光に満ちています。体の中に光が注がれている様が見えるようにみるみる体が熱くなり心が開きます。時にどんな言葉よりも美味しい一杯のコーヒーの方が心通じ合える早道になるのでは…と感じる事がある程にご来場者の表情が明るく和らぐ事がありがたいと感じます。最近は私が描いた「真の春」と名づけたコーヒーカップで頂くと真の春の香りがするのです。楽しいひと時です。京都では京都で生きる人の状態や土地から受ける苦しみを感じ、胸が詰まりコーヒーも中々喉を通っていかない事が多いですが、「真の春」カップで頂くようになり、春風と共に胸の内が開く感覚が生まれ、さわやかな清水を頂いているように清々しい体感が広がり、楽しく美味しくコーヒーを頂けるようになりました。勿論、いだきしん先生のコンサート、「高句麗伝説」コンサートを開催するにつれ、土地も空間も人の生きている状態もどんどん変わっている事は、毎回体で感じていますので、時が来たとも感じ、コーヒーを頂けるようになった事は重々承知していますので「真の春」カップも誕生したのでしょう。時が合い京都でコーヒーを楽しめる事はありがたい事と感謝します。盛岡では美しい山々、透明感にあふれる澄んだ川面を眺め、美しい空気の中で頂くコーヒーは格別の味わいがあります。東京でも自宅で頂くコーヒーの美味しさは最高、と思わず声が出てしまいます。場所でまるで違う味わいがあるのは先生の音楽を聴いたコーヒーの特徴と感謝します。他では苦いだけで喉を通るものではありません。体にさわやかな体感が残るアンドロメダエチオピアコーヒー、キリマンジャロゴマタスジコーヒーは最高です。最高のコーヒーを頂けます幸せにもいつも感謝しています。最近では南部鉄瓶にお湯を入れて、コーヒーを淹れています。より美味しく感じ、東京、京都、盛岡の家に置いています。淹れ方によっても更に美味しく淹れられることを発見する事も喜びです。コーヒーも生きる事と同じに奥が深いと感動します。なんでもこれで良いという事はなくより良く、より豊かにより深まっていく事がいだきで生きる人生です。エチオピアの支援活動から開かれましたコーヒービジネスは未来型ビジネスの実例です。自然環境を破壊せず、体にも良く、頂く私達にも現地の方々も助かるビジネスは生命のはたらきを活かした仕組みとおおいなるはたらきかけに導かれた、未来創造型の仕組みです。仕組みが良ければ頂くコーヒーもより美味しく体に良いのだと納得します。すべてに感謝するコーヒービジネスに関わらせて戴き、ありがたいばかりです。この喜びを皆様と共に分かち合えます事も更に喜びです。益々喜びの輪が広がっていきますように…。これからもよろしくお願い申し上げます。美しい花々が一斉に咲く春は喜びの季節です。私達も生まれる気持ちを活かし花開くように生きていきたいと望みます。心豊かな時をお過ごし下さいますように…。
 いつもありがとうございます。

敬具

戻る