高麗恵子のアンドロメダエチオピアコーヒー物語

 
 

2010年10月

拝啓 日本の深まりゆく秋の静かな豊かさを場を越え感じる今日この頃でございます。私は今アゼルバイジャンからお便りをさせて戴いています。

 10月5日に日本を発ち、グルジアにて9日「高句麗伝説」コンサートを無事開催する事が出来ました。多くのはたらきかけによって開催出来ました事を深く感謝申し上げます。当日は、天のはるか彼方からの光が降り、全く次元の違う世界が広がり、新しい時代の訪れをそのまま感じながら「高句麗伝説」をさせて戴きました。ご参加された方は、涙を流し感動されたとの報告を受け、ありがたく感謝しています。グルジアでも私の詩は、ずっとグルジアにいた人でなければ書けない詩であると驚き、感動されました。いつも大地から聞こえるメッセージを言葉にあらわしていきますので、グルジアの方にその様に感じて頂ける事はうれしい事でございます。グルジアのコンサート開催を引き受けて下さった会社の社長さんが9月の末に日本に来られた時、カフェ哲にてアンドロメダエチオピアコーヒーを召し上がって頂きました。普段コーヒーを召し上がらない社長さんも、このコーヒーは全く違うものだと大変驚かれ、気に入って下さりグルジアにもこういうコーヒーを出してカフェ哲のような空間のカフェがあったらいいと何度もおっしゃっていました。グルジアにてもアンドロメダエチオピアコーヒーの事は、よく話題になります。いだきしん先生のサウンドを沢山聞いていますコーヒーは、体感も味も全く他のものとは違う事をどこに行っても感じています。ホテルの部屋の中でアンドロメダエチオピアコーヒーのドリップバックを淹れるひと時、そして頂くひと時がほっと安らぐ尊い時です。グルジアでも大変助かりました。そして、アゼルバイジャンに来てもアンドロメダエチオピアコーヒーは、常に安らぎの時を与えてくれ、次へ向かう力が生まれてくる、大きな助けとなっています。皆様にとっても、同様である事と存じます。それぞれの生きる場で同じに心安らぎ、体があたたまり、助けられていく経験を共にしていると考えると更にうれしくなります。今年の秋は、大好きな金木犀の甘い香りを楽しむ機会がないままにグルジア、アゼルバイジャンにやって参りました。コーカサスの美しい陽の光、光が流れる様な麗しい風、ずっと心に生き続けてきた魂の源にある風景に、生まれてきた意味をわかる瞬間がありました。また、人生は新たに変わりました。16日に開催しますアゼルバイジャンでの「高句麗伝説」もどうぞ共にいて下さい。どうぞよろしくお願い申し上げます。これからの新しい時を共につくっていけます様にと願っています。いつもありがとうございます。

敬具

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